期間

2022年10月01日~2023年9月30日

学生へのキャリア教育事業

① 桜坂高校「桜坂タイム」授業サポート

石巻唯一の市立高校である桜坂高校にて、2022年度より新学習指導要領となった総合的な探究の時間「桜坂タイム」の授業企画案作成及び授業実施と地域コーディネートによるサポート業務を行う。地域事業所訪問などでの地域コーディネートだけでなく、2023年度からは、2学年の授業にてより探究的な学びの場づくりに力を入れている。

主な支援活動

1学年2022年度:まちなかプロジェクト(中心市街地フィールドワーク)
2023年度:フィールドワーク授業サポート
2学年2022年度:さくらプロジェクト(地域の事業所訪問)
2023年度:個人探究支援、夏休み課外活動コーディネート(地域の方への訪問、インタビュー)
3学年
2022年度:市役所プロジェクト(市役所職員との対話とワークショップを行い、最終的に政策提言を行う)

受益対象者の範囲及び人数

高校生約400名

② 石巻西高校総合的な探究の時間授業サポート

石巻西高校の総合的な探究の時間の授業サポート。2021年度までは文部科学省「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の指定校予算で実施し、2022年度より独自予算によるサポート事業を委託。1学年のプログラムにおいては40以上の事業所に協力をいただき、地域と連携しながら探究活動を行っている。探究図鑑の活用も併せながら、生徒がそれぞれの探究テーマに沿ったフィールドワーク先で活動できるようにサポートをした。

主な支援活動

1学年街ライブラリー・街ミッション授業サポート(3日間の課題解決型 フィールドワーク)、授業資料作成、授業進行、事業所への概要説明、案内、日程調整等
2学年街クエスト授業サポート(高校生が自身の興味関心に基づき設定した探究テーマを深めるための地域フィールドワーク)、事業所への概要説明、日程調整等
3学年
課題探究活動授業サポート(自由にテーマを決めて、卒業後の進路にもつながるような自分のテーマを見つける活動)
1~3学年各種講演会(探究活動講演会)コーディネート、課題研究発表会・全体発表会の運営及び記録
その他地域協働事業推進委員会の参加

受益対象者の範囲及び人数

高校生約400名

③ 石巻高校総合的な探究の時間授業サポート

宮城県教育委員会による「進学拠点校改革推進事業」の指定校に石巻高校が選ばれ、その予算にて「探究コーディネーター」の委託事業者として「地域協働による探究活動」をサポートする。

主な支援活動

1学年グループ探究活動支援、夏休み課外フィールドワークサポート、探究授業プログラム作成
2学年個人探究支援、夏休み課外活動コーディネート
3学年
個人相談対応

受益対象者の範囲及び人数

高校生約300名

④「高校生のためのいしのまき探究図鑑」の発行
探究図鑑を活用したキャリア教育授業

高校生が自分の興味関心に基づいて、気軽に石巻地域について知ったり、アクセスすることができる冊子を作成し、この冊子を活用した実証実験の授業を高校3校(石巻高校、桜坂高校、西高校)で行った。作成した冊子を活用した授業では、高校生が自分の興味関心に基づいて気軽に石巻地域について知ったり、アクセスしたりできる環境を作り、地域への興味・関心を育む。

主な支援活動

発行部数初版:1700部(ver1.0 200部、ver1.5 1500部)

受益対象者の範囲及び人数

高校生

⑤石巻で自分の好きを見つけるボランティア「まきボラ」

高校生が、自ら興味を持った地域の団体や企業を選び、授業外での自発的なボランティア参加(単なるお手伝いで終わらない成長につながる活動)ができるよう、コーディネートを実施。またプラットフォームの立ち上げ(Webサイト制作)を行っている。2024年春にも実施予定。

参加高校生数、まきボラ実施プログラム数(2023年11月時点)

・のべ50人以上の高校生が参加
・13件のプログラム実施

受益対象者の範囲及び人数

高校生,地元企業,NPO法人

学生へのキャリア教育事業
人材の職業適正能力の開発のための研修、コーディネート

① 石巻地域社会人との対話によるキャリア発達支援(ミライブラリー)

東部地方振興事務所と一部共同主催。石巻地域の高校生が地元地域で働く若手社会人の先輩と対話することで、「生きること」や「働く事」、「地元地域」について考える機会をつくる(以下、ミライブラリー)。高校生への事前授業や振り返り、参加する社会人向けに事前研修も行う。

実施日時

・宮城県石巻商業高等学校1年:2022年12月8日(木)実施
・宮城県石巻北高等学校1年:2023年2月3日(金)実施

受益対象者の範囲及び人数

高校生,若手社会人

② 登米管内における高校生と社会人との対話によるキャリア教育支援業務(ミライブラリー)

宮城県東部地方振興事務所からの委託により、登米地域でミライブラリーを実施。

実施日時

・宮城県石巻商業高等学校1年:2022年12月8日(木)実施
・宮城県石巻北高等学校1年:2023年2月3日(金)実施

受益対象者の範囲及び人数

高校生,若手社会人

③気仙沼・本吉地域社会人との対話によるキャリア発達支援(ミライブラリー)

宮城県経済商工観光部産業人材対策課からの委託により、気仙沼・本吉地域でのミライブラリーを実施。第3期では南三陸町での実施を予定。

実施日時

・宮城県本吉響高校:2022年11月30日(水)実施
・気仙沼高校定時制:2023年3月2日(木)実施
・気仙沼条南中学校:2023年3月15日(水)実施

受益対象者の範囲及び人数

中学生,高校生,若手社会人

学生への研修プログラムの企画、コンサルタント事業
子どもの居場所づくり事業

①放課後いしのまき学校

「高校生の放課後自由研究」のプログラム名で実施。研究テーマを決め、それに合わせたプロを呼び、話を聞いたり実際にやってみたりした成果を発表した。高校生は自分の興味のあるテーマや進路に関わるテーマを各々設定し、楽しみながら自主的に研究を進めていた。来年も継続したいという声もあった。

実施高校と主なテーマ

・宮城県石巻西高等学校
 「声優を目指すうえでダンスもできるようになりたい」
 「ロゴデザインに興味があり、趣味の哲学と組み合わせたい」
・宮城県石巻商業高等学校
 「卒業までに花火を打ち上げて生徒の思い出を作りたい」
・宮城県石巻北高等学校
 陸上の競技に関連する研究(短距離走のタイムを縮める等)

受益対象者の範囲及び人数

高校生30名程度

② いしのまき学校 in IRORI石巻

「放課後いしのまき学校」に参加した高校生の他、仙台から宮城野高校の高校生や、仙南地域から大河原商業高校の高校生も参加し、学校や地域をまたいで交流をする場となった。
「放課後いしのまき学校」同様、参加者それぞれが、自分の突き詰めたいテーマをもちながら、高校生同士交流をしたり、まちあるきをすることでテーマを深める活動を行った。研究テーマに合わせた専門家の話を聞く場と、発表のための練習の場も設けた。

実施日、実施場所

・第1回:2022年12月2日(金) IRORI石巻
・第2回:2023年2月5日(日) シアターキネマティカ
・第3回:2023年3月3日(金) シアターキネマティカ

受益対象者の範囲及び人数

高校生30名程度

③ ナナメのつながりプロジェクト

高校生と世代の異なる地域の大人(=ナナメのつながり)が、単発的なイベントではなく継続的につながる場をつくり、日常的に地域とのつながりを感じられるコミュニティづくりを行う。
高校生が地域の大人と定期的に交流会やイベント企画を共にすることで、普段から悩みや進路の相談ができる関係性を育むことを目的としている。

実施頻度、人数

年間4回の実施、高校生5人、地域の大人5人

受益対象者の範囲及び人数

高校生5名,地域の社会人5名

学生への研修プログラムの企画、コンサルタント事業

①宮城県ネクストリーダー養成塾

県内の中学生を対象とし、知事や様々な分野で活躍されている方々の講話、ワークショップ、意見発表などを通して、考える力やリーダーシップ力を養い、これからの宮城を支える次代のリーダーを育成する。
今年度は「交流と触発」をテーマに、様々なコンテンツによる触発を促し、自分が思うリーダー像を見つけ、理想のリーダー像に向けてアクションを起こすことを目指した。

実施頻度、人数

・2023年8月4日(金)~6日(日)
・参加中学生数:36人
・サポーター数:18人
・講師数:4人

受益対象者の範囲及び人数

中学生36名

②実践型インターンシップコーディネート

地域課題解決に興味があり意欲的な大学生が、石巻地域の企業のインターン生として、活動先の企業が「やりたくてもやれてこなかった事」もしくは「組織として新しく挑戦したい事」に挑戦する実践型インターン活動のコーディネートを実施。事前・中間・修了研修は一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンとの共同企画として運営実施。

実施時期、参加大学生人数、受け入れ企業数

・実施時期:2023年8月13日(日)~9月19日(火)
・参加大学生:4人
・受け入れ企業数:4社(長期2社、短期2社)

受益対象者の範囲及び人数

大学生4名

③石巻専修大学インターンシップコーディネート

参加企業の認知度向上と人材確保、並びに大学生のキャリア教育の充実、地元就職の促進を目的として今年度初めて実施。(一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンと合同)

実施時期、参加大学生人数、受け入れ企業数

・実施時期:2023年9月~10月のうち5日間
・参加大学生:4人
・受け入れ企業数:1社

受益対象者の範囲及び人数

大学生4名

④次世代のコーディネーター養成

まちと人との事業にインターン生が入りながら実践的に活動することで、地域と高校生を繋ぐコーディネーターを育てる。
講師を招いたコーディネーター研修や、インターン大学生が見習いコーディネーターとして自発的に企画を実施する機会の提供を実施、実践的な活動とその振り返りの場を設ける。

参加大学生数、実施頻度

・インターン大学生:7人参加
・講師研修:1回実施
・内部研修:1回実施
・実践活動:随時実施

受益対象者の範囲及び人数

大学生7名

人材の職業適正能力の開発のための研修、コーディネート

①石巻地域同期研修

石巻地域の高卒就職者を始めとした18歳~20代の若手社会人を対象に、企業と業種の垣根を越えた「地域同期」を形成し、参加者同士の対話と相互触発による学びや気付きを得るための研修を実施する。地方地域の中で自分なりの「生き方」「働き方」を見つけていくことを目指す。
2022年度石巻地域同期研修は2022年9月〜2023年1月までの期間で毎月1回のペースで実施(全5回+企業訪問)。
2023年度石巻地域同期研修も2023年10月~2024年2月までの期間で同様に実施中。

2022年度石巻地域同期研修実施日

・第1回:2022年9月22日(木)
・第2回:2022年10月20日(木)
・グループごと企業訪問
・第3回:2022年11月17日(木)
・第4回:2022年12月15日(木)
・第5回:2023年 1月19日(木)

2023年度石巻地域同期研修実施日

・第1回:2023年10月20日(金)
・第2回:2023年11月17日(金)
・グループごと企業訪問:第2回と第3回の間 実施予定
・第3回:2022年12月15日(金)実施予定
・第4回:2022年1月19日(金)実施予定
・第5回:2023年2月16日(金)実施予定

受益対象者の範囲及び人数

若手社会人
2022年度:12社16名,2023年度:12社13名

②SeaEO採用

三陸の水産業を本気で変えようとしている経営者の右腕となる若手人材「SeaEO」の採用と育成を行うプロジェクト。若手人材の新人研修や個別メンタリングを業務委託により協力。

主な支援活動

石巻地域・月次振り返り研修:月1回
・個別メンタリング:1人ずつ月1回
・参加人数:入社1年目・2年目の社員6名(5社
三陸(岩手・宮城・福島)地域・研修:年3回
・参加人数:10名程度

受益対象者の範囲及び人数

入社1~2年目の若手社員,水産事業者

人材の募集に関する情報提供サービス

①石巻地域の高校生及び若手社会人への意識調査と分析

若者について理解を深め、将来的に地域への就職率向上や離職率の低下など、若者がいきいきと働けるまちを目指すための現状把握を目的とした意識調査を実施した。
得られたデータはレポートとして本事業に協力した企業や高校にフィードバックし、地域や若者の実態に即した人材戦略構築の基とする。

回答数

・高校生:1,828名(高校9校から協力承諾)
・社会人:88名(企業30社以上から協力承諾)

受益対象者の範囲及び人数

地元企業経営者,管理職,人事担当者,教育関係者

②高校生への地元水産系企業の紹介(職場見学ツアー)

石巻地域の高校生に地元の水産業を知り、就職の選択肢としてもらうことを目的に、職場見学ツアーを一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンが企画。
運営面を業務委託により協力。企業コーディネートやツアー企画運営を実施。

実施回数、参加高校生数・企業数

・職場見学ツアー:3日間実施
・参加:高校生9人、企業8社

受益対象者の範囲及び人数

高校生,水産事業者

経営者、管理者、一般社員に対する教育
コミュニティづくり支援事業

①石巻人事部事務局運営

組織の垣根を越えて「地域ぐるみで人材を育てる」をコンセプトに地元企業・NPO・自治体が学び合い、繋がっていく取り組み。
石巻地域同期研修・石巻人事研究会の企画母体としても活動している。

石巻人事部全体カイギ実施日

・第24回:2022年6月10日(金)
・第25回:2022年8月3日(水)
・第26回:2022年11月21日(月)
・第27回:2023年3月20日(月)
・第28回:2023年5月31日(水)
・第29回:2023年1月 実施予定
・第30回:2024年2月下旬 実施予定

受益対象者の範囲及び人数

地元企業経営者,管理職,人事担当者

②石巻人事研究会

石巻地域の企業の経営者や人事担当者の皆様を対象に、参加者同士で学び合う研究会を実施する。
2022年度は企業経営者・管理職層と一般社員(特に若手社員)の世代間・立場間のコミュニケーションギャップを埋めることを目的とした連続企画を実施。第1回は読書会、第2回はセミナー、第3回はワークショップを実施した。
20223年度は一部の地元企業に興味のあるテーマをヒアリングし、第1回は業務改善・DXに関してのイベントを実施予定。第2回、第3回は現在準備中。

2022年度石巻人事研究会実施日

・第1回:2022年10月11日(火)
・第2回:2022年12月 6日(火)
・第3回:2023年1月17日(火)

2023年度石巻人事研究会実施日

・第1回:2023年12月8日(金)実施予定
・第2回:2024年1月中旬 実施予定
・第3回:2024年2月中旬 実施予定

受益対象者の範囲及び人数

地元企業経営者,管理職,人事担当者

企業経営に関する助言、指導及び研究
コミュニティづくり支援事業

①人材戦略策定会議

人材確保・育成・定着につながる取組内容について、検討するための会議を行う。また、今年度中に、石巻地域で「人と会社のいい関係」をつくっていくための中長期ビジョンを参画する企業と共につくる。

実施頻度、参加者人数

・第1回:2023年7月24日+別日個別説明 12名参加
・第2回:2023年9月27日 3名参加
・第3回:2023年11月13日+アーカイブ共有 12名参加
・20224年2月までにあと2回実施予定

受益対象者の範囲及び人数

地元企業経営者,管理職,人事担当者

文化シンポジウムの企画、立案、運営

①教育シンポジウム石巻実行委員会 事務局

石巻の教育、産業、地域づくりに関わる多様な立場の人か集い、これからの人材育成 の在り方や意見交換を通して、思いやビジョンを共有することを目的とした「石巻教育カンファレンス」を2023年2月11日(土)に実施した。

受益対象者の範囲及び人数

実行委員10名,参加者50名(学生、教員、行政NPO等)

前各号に付帯関連する一切の事業(電力契約代理営業)

①SOCIAL ENERGY まち人電力

寄付や助成金の獲得以外の資金調達の一つとして、株式会社Next Commons Labが運営するSOCIAL ENERGYの取り組みにローカルパートナーとして参画し、「まち人電力」の小売販売契約の媒介業務を実施。現在3件契約獲得。

受益対象者の範囲及び人数

まち人電力契約者
TOP